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2008年07月28日

滲出性中耳炎の症状

滲出性中耳炎における症状はさまざまありますが、まずは難聴という
題材を取り上げ説明していきたいと思います。

この難聴は主に鼓膜が外側から押されることで、鼓膜自体が張りつめた
状態に陥り、本来外から入ってくる音に対する反応が鈍くなり聴力が低
下するといったものです。さらには鼓室に滲出液がたまることで、鼓膜
だけではなく耳小骨の働きも制限がかかり、さらに強い難聴になりま
す。したがって、滲出性中耳炎の最も多い症状は難聴になります。

特に小さなお子さんをお持ちの方は注意深く見守ってあげる必要があり
ます。難聴を思わせる行動としては言葉の聞き返しが多くなったり、
聞き間違いが増えたり、テレビの音を大きくしだしたり、テレビに近づ
きすぎるようになったり、などが挙げられます。大人の場合は耳が詰ま
った感じや、音がこもる感じがしたり、自分自身の声が耳に響く、など
の症状が多く挙げられます。最も忘れてはいけないことは滲出性中耳炎
は何度も繰り返すことが多いとされていることです。ようやく治ったと
思っていたら、また難聴が出てきたり急性中耳炎や鼻の症状の悪化とと
もにまた滲出性中耳炎が再発したりといったことが多いですので、子供
なら周りの気配りや日頃からよく注意深く見守ってやることが大切でし
ょう。

難聴が引き起こす言語発達の影響も少し触れておきたいと思います。
難聴があると2、3歳くらいまでは言語発達が遅れる可能性があると言
われていますが4歳以降になるとほぼ影響はないとも言われています。
つまり4歳以下では言語発達が遅れていたとしても、聴力が正常になれ
ば短期間の内に追いつくのです。

このように滲出性中耳炎が引き起こす症状をみてきましたが、主に難聴
がキーワードになって、それが治療への第一歩となっているケースは珍
しくありません。したがって家族や周りの方が日頃から、注意深く見守
ってあげることを心がけましょう。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の症状・原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

滲出性中耳炎の原因

前回に引き続き滲出性中耳炎についてみていきたいと思います。
今回のテーマは「原因」です。滲出性中耳炎の原因とはいかなるものな
のか。

その原因はさまざまな部分にわけることができますが、まずは鼓膜につ
いてです。

鼓膜に何らかの病気が発生すると耳管の通り道を大きく悪くするという
原因が考えられます。その代表的な病気に急性中耳炎があります。
急性中耳炎は鼻咽腔から耳管を通り鼓膜に細菌が感染し、炎症をおこし
ます。時に鼓膜に膿の液体がたまります。そして鼓室粘膜が腫れ耳管の
開口部がどんどん狭くなっていき耳管の通りが悪くなります。
すなわち耳が聞こえにくく感じるのです。
急性中耳炎をなんども繰り返すことで滲出性中耳炎にかかる頻度も上が
っていくので注意が必要です。

次に鼻咽腔という場所は鼻腔と咽頭をつなぐ部分で鼻の奥に存在し、
上咽頭とも呼ばれたりしています。耳管はこの部分に開口していて、
滲出性中耳炎の発症に最も重要なところといえます。鼻咽腔は鼻腔と
つながっている空間なので様々な鼻の病気が耳管の機能やはたらきを
低下させる原因となるのです。

最後に耳管に対しての原因をみていきたいと思います。
耳管というところは10歳くらいまでは非常に未熟で未発達という弱み
があり、50〜60歳以降に徐々にその機能を低下させていきます。
なので、滲出性中耳炎はこの2つの時期に多くみられます。
鼓室や鼻咽腔に直接つながるような原因がみられなくても耳管そのもの
のはたらきが著しく低下する、または不十分な時期は滲出性中耳炎が
発症しやすくなるということになります。

こういったさまざまな原因が引き金になって滲出性中耳炎は起こりうる
病気なのです。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の症状・原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

滲出性中耳炎について

この滲出性中耳炎について以前にも述べましたが、やはり中耳炎の中で
も最も悩みの多い病気はこれになる!
…ということで、今回再びこの滲出性中耳炎を掘り下げて説明していき
たいと思います。

小さいお子さんをお持ちの方なら大変悩まれていると思います。
特に3〜7歳くらいに多く見られる病気で、長ければ数か月、耳鼻咽喉
科に通い続けなくてはなりません。

そうなれば、お子さんに対しての心配な点も増えていってしまいます。
なぜこんな病気になったのか。どういった病気なのか。すぐに治るの
か。と、さまざまな不安がつのっていきます。
そんな疑問は、この病気に対してわからない点などがあり、どう対処し
ていっていいか見通しがつかないからではないでしょうか。
その不安を一つ一つ見ていくことにしましょう。


滲出性中耳炎とは中耳に液体がたまって耳管が正常に機能しなくなる状
態をいいます。急性中耳炎に関しても中耳に液体がたまることがありま
す。
では、この2つの中耳炎の区別の仕方はというと、急性中耳炎では耳の
痛みや発熱、鼓膜のはれが目立つなどの症状がみられます。

一方、滲出性中耳炎は鼓膜に液体がたまっていても急性中耳炎のような
症状はないといわれています。

さらにわかりやすく説明すると、空気の通り道がふさがれ本来正常に循
環していた鼓膜の部屋、鼓室に空気がはいってこない状態に陥り、空気
がどんどん低下して鼓膜の外側から押されるようになってしまいます。

そして、その状態が続くことで鼓膜の内側が陥没していきまわりの鼓膜
水分が鼓室の中ににじみでるようになってきます。この状態を滲出性中
耳炎と呼びます。
すなわち鼓膜内に液体(滲出液)がたまった状態といえます。

長くなってしまいましたが、まだまだこの病気の認識を深めてもらうた
め説明はつづきますが、一気に詰め込み過ぎず一旦今回はここで休憩し
ましょう。
次回も引き続き、滲出性中耳炎についてみていきたいと思います。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の症状・原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

中耳炎(日常のストレス)

我々は日常生活を繰り返す中で、さまざまなストレスを感じています。

人によって個人差はありますが、大きなストレスから小さなストレスに
至るまで…。

そのストレスは赤ちゃんですら感じています。そういった一つ一つの
ストレスが原因となり中耳炎を引き起こす引き金になりうることも大い
にあります。そして、そのストレスの原因が改善されることで治療の時
間や患者さん個人の治療に対する意欲が明確になったりもします。
実際、このストレスが引き金となり病院に訪れる患者さんが多くみられ
るケースが増えています。

例えば、仕事が忙しく睡眠不足になりがちになると、仕事に対するイラ
イラが募り、それがストレスになって耳鳴り・難聴・めまいを引き起こ
す原因となるのです。

また、ストレスが新たなストレスを生み症状を悪化させるといった悪循
環を繰り返していくのです。
それが小さなストレスでも、人間の体は非常に敏感にできていてチクチ
クと脳や体を傷つけていきます。誰しもこのストレスから逃れることは
できないでしょうが、和らげたり考え方を少し変えたり、誰かに相談し
たりして気持の温和につながっていくケースがあります。
まさにその原因こそが中耳炎の根源的な発症原因だったりします。

こうしてみると、耳鳴りや難聴・めまいのほとんどがストレスの影響を
受け、引き起こされていることに気付くはずです。逆にとればそのスト
レスさえ把握しさえすれば、中耳炎をはじめ、症状の改善・予防に大き
く役立ちます。今一度、自分の日常生活を見つめなしてみてはいかがで
しょうか。中耳炎に限らずいろいろな病気は、ストレスに大きく関与さ
れているといわれています。
タグ:中耳炎
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2008年07月02日

中耳炎における難聴の種類

前回に引き続き、今回も難聴を取り上げてくわしく見ていきたいと思い
ます。

まず初めに、中耳炎における難聴はその原因となっている場所から
2種類に分けられています。1つは、伝音性難聴というものです。
もう1つは、感音性難聴というものです。

音というものには伝わるための経路があります。それを簡単に説明した
いと思います。


外耳から中耳、内耳から聴神経、そして大脳へと続いています。
外耳と中耳という部分は音を伝える役目を果たしますので伝音部と呼ば
れています。

内耳と聴神経、そして大脳という部分は音を感じる役目を果たすので
感音部と呼ばれています。といったことから、外耳と中耳が原因となる
難聴を伝音性難聴と呼び、内耳、聴神経、大脳が原因となる難聴を感音
性難聴と呼びます。

例にあげますと、外耳道に耳あか等がたまって音が聞こえにくい場合や
中耳炎によって鼓膜に穴があいたりする場合は伝音性難聴、そして内耳
炎や脳に障害のある場合、また聴神経に腫瘍がある場合は感音性難聴です。

こういったことから、難聴の原因となる部位を見つけだすことで、中耳
炎による今後の治療やケアの方法または改善策を見出すことができるよ
うになります。

難聴にも種類がある。このことを理解していれば、治療にもスムーズな
経過を見出すことができるようになり、早めの完治が望まれます。

少し難しかったかもしれませんが、もちろん病院の診察ではこういった
ややこしい説明はありませんが、耳のしくみを知るうえで、耳の病気を
克服する上で、大切な事柄ではあります。
なので、自分の難聴の種類はどれになるのだろうと、まずは疑問をもっ
てみるのもいいかもしれませんね。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 17:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 中耳炎の症状・原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする