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2008年09月01日

中耳炎の相互関係

ここで中耳炎においてのまとめをしておきたいと思います。

中耳炎には4種類あると述べてきました。

急性中耳炎とは中耳に細菌が入り、急性炎症を起こした状態のことを
いいます。発熱や耳痛、また鼓膜が赤くはれます。
鼓膜じたいに膿(うみ)がたまることもあります。一般的には数日から
10日程度で治ると言われています。

反復中耳炎は急性中耳炎を何度も繰り返す状態の中耳炎名です。
これはケースによっては1ヵ月に3回以上起こる場合もあると言われて
います。

滲出性中耳炎は中耳にある鼓室(こしつ)と呼ばれる部分に液がたまっ
ている状態のことを指しますが、発熱や耳痛、鼓膜の赤みなど急性中耳
炎の症状はほとんどないとも言われています。軽いもので1ヵ月ほどで
治りまが、数年かかるケースもあります。

2ヵ月以上中耳炎が治らなければ、慢性中耳炎と言われ一般的には鼓膜
に穴があいたままになります。一見こわいイメージをもたれる方が多い
ようですが、これはごくごく自然な症状みたいです。鼓膜に穴のない、
真珠種(しんじゅしゅ)や癒着性(ゆちゃくせい)中耳炎というタイプ
の慢性中耳炎も存在します。主に耳漏(じろう)、いわゆる耳だれや
難聴が症状と言われています。

このようにそれぞれの中耳炎には少なからず固有の特徴をもっている
ことがわかります。

あと、どの中耳炎の症状にもでてくる難聴という言葉があります。
単に聞こえが悪いと認識しておられる方もいるかと思いますが、間違っ
てはいません。しかし、正しい答えでもないでしょう。

耳のはたらきをおさらいする意味でも簡単に耳のしくみをあげておきま
しょう。
聴覚とは5感「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の1つで音を聞く感覚
すべてを指します。聴力とは文字どおり音を聴く力のことです。

どの程度の聞こえ具合かなどのことを意味します。

人は耳をとおして音や間隔を養っていきます。小さなお子様の将来の
ためにも、中耳炎にかかったら、きちんと向き合って、それぞれに
合ったケアを心がけましょう。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の症状・原因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

子供と滲出性中耳炎

中耳炎は子供に大変多い病気です。急性中耳炎をほっておいたり、何度
も急性中耳炎を繰り返しているうちに滲出性中耳炎を発症することにな
ります。このことから、やはり滲出性中耳炎にかかる子供も比較的多い
ことにつながります。その症状に難聴が挙げられます。また、集中力や
落ちつきがなくなってくることもあります。
ここで大切なことは、すぐに滲出性中耳炎と決めつけてしまわないこと
と、将来、後遺症がのこらないかどうかです。

現在をもっても診察に行って滲出性中耳炎だと正確に断定できること
は、極めて難しいことだと言われています。
もちろん診察だけではっきりと滲出液が鼓膜を通して見える場合は滲出
性中耳炎と断定できると言われていますが多くの場合、液の色調で滲出
液のあることが確認できます。
これだけ聞いていると、大変だなーと感じるかもしれませんが、意外と
子供は自覚症状を表にだしません。かえって親や周りの大人が大騒ぎし
たり精神的に追い詰められたりするケースが多いようです。

そういった家族の不安というものはお子様に伝わらないとも限りませ
ん。ゆったりとした気持で治療にのぞむ、ことが大切なことではないか
と思います。

もし、滲出性中耳炎になってしまったら、少なくとも難聴になっている
わけですから、家庭でできる範囲で、難聴に対しての気配りや、子供が
ひんぱんに鼻をすすることを避けさせたりするといいようです。

しかし、逐一チェックするのも、かえって子供のストレスにつながりま
す。何事もほどほどが大切です。そして、自己判断で通院をやめたりす
ると、未然に防げたであろう難聴も防げなくなる可能性もあると聞きま
す。

滲出性中耳炎は繰り返すという大きな特徴をもっています。ですので、
根気よく治療と向き合い、将来に対して後遺症を残さないためにも、
親や家族が責任をもって子どもと向き合ってやりましょう。ちなみに、
滲出性中耳炎は99%の割合で難聴を残すことなく治るとも言われてい
ますので、心配のし過ぎには気をつけましょう。
タグ:中耳炎
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2008年08月18日

大人の滲出性中耳炎の原因

そもそも中耳炎とは子供の病気だと勘違いしていませんか。
大人にだって発症する病気なのだということは肝に銘じておくのもよい
心がけだと思います。

大人の滲出性中耳炎は、子供と比べると、その原因も症状の程度も多彩
になります。

成人では、子供のように鼓室に滲出液がたまるところまでいかず、鼓膜
に対してのへこみだけのケースが多いので、耳管狭窄症(じかんきょう
さく)と呼ばれることが多くみられます。一般では、滲出性中耳炎、
耳管狭窄症、耳管カタル、と呼ばれますが、いずれも同義語と考えても
いいと思います。

それでは、この大人の滲出性中耳炎の原因についてみていきたいと思い
ます。

主に50〜60歳代以降に滲出性中耳炎の発症が多くみられ、これは加
齢による耳管の働きが著しく低下してきたためと考えられています。
そのほかの原因は今のところはっきりしておらず、中高年以降に発症し
た滲出性中耳炎は多くのケースで軽症だと言われています。

症状は耳の閉塞感、つまり高いところに行ったときのように耳が詰まる
症状が多く、耳鳴りのような感覚を感じます。
治療は耳管通気を2〜3週間続けると多くの場合、治ります。
まれに2〜3か月以上かかるケースもあると言われています。

しかし、このケースの滲出性中耳炎は軽症が多いということ以外に、
繰り返しやすいという特徴も兼ね備えています。数か月から一年以上経
過してしまうこともあり、病院にはそのつど足を運ぶことが必要になっ
てきます。
タグ:中耳炎
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2008年08月11日

滲出性中耳炎に対する様々な治療

滲出性中耳炎そのものに対する治療をみていきたいと思います。

滲出性中耳炎の治療とは、鼓膜の内圧を一時的に正常化したり、鼓膜に
たまった滲出液を取り除いたりして、耳管のはたらきがよくなるよう
に、また耳管のはたらきが自然に回復するまでの時間稼ぎをしている
手段をとります。

いろいろな治療法も結局のところ、悪循環を断ち切る方法の一つなの
です。

耳管通気とよばれる治療法では鼻咽腔の耳管の開口部から空気を送り込
んで、鼓膜内の陰圧を正常に戻す処置のことを意味します。

また、耳管通気は滲出性中耳炎のもっとも一般的な治療の一つですが
どの程度の効果が上がるものなのかは正確に判断するには難しいとも
言われています。耳管通気をしたら治ったというケースが多いですが、
なかには耳管通気をしなくても自然に治っていく人もいます。
ちなみに耳管通気を続けていても、滲出性中耳炎が治らなかったりさら
には重症化するケースもあります。

次に鼓膜マッサージについてです。鼓膜マッサージをすることで、その
症状を軽くするという効果があります。この治療法は昔からあり滲出性
中耳炎の治療法としては一般的に行われているのも事実です。

次に薬による治療についてです。薬の治療としては抗生物質のほかに、
鼻の治療と同様に、粘り気のある滲出液を排出しやすくするため、粘液
融解剤などが使われることがあります。軽い抗アレルギー作用のある
セファランチンという薬もよく使用されますが、これは小さな子供よ
り、中高年の滲出性中耳炎に有効なケースが多いようです。
鼻アレルギーがなくても、滲出性中耳炎そのものがアレルギーにかかわ
っているとの説もあり、抗アレルギー薬が使用される場合もあると言わ
れています。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の治療(ケア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月04日

滲出性中耳炎の治療

滲出性中耳炎に対する治療にはいろいろな治療法があり、そのときの
状態に応じた治療を行うことが一般的だと言われています。

急性中耳炎は、滲出性中耳炎のもっとも大きな原因と言われており、
急性中耳炎をしっかり治療し滲出性中耳炎に移行していかないかどうか
を見極めます。急性中耳炎の多くの方は、1〜2回の通院で発熱や痛み
など、急性炎症の症状がなくなります。
しかし、軽度の中耳炎の場合でも鼓膜自体が完全に正常になるには、
1〜2週間かかります。症状がなくても、滲出性中耳炎に移行していな
いことを確かめてもらうことが大切です。

急性中耳炎の直後の耳管のはたらきの悪化には耳管通気が有効な場合が
あります。1〜数回、耳管通気をするだけでも、滲出性中耳炎への移行
を予防できるケースがあると言われています。

小さなお子さんなどの急性中耳炎の治療では鼻の治療が欠かせない場合
がほとんどで急性中耳炎が治っても、鼻の病気を放置していると、急性
中耳炎を繰り返す原因となります。

とくに小さな子供の場合は、鼻のアレルギーや副鼻腔炎が滲出性中耳炎
の原因となっていることが多くみられ、その治療が原因に対する治療の
中心となってしまいます。鼻アレルギーがあると、風邪などをきっかけ
にして副鼻腔炎を併発することも多く鼻づまりや膿を伴う鼻水などの
症状がより一層はげしくなります。

鼻アレルギー、副鼻腔炎ともに、症状がいったん落ち着いたとしても、
何度も繰り返すことが多い病気です。大人のケースと違って、子供では
成長の過程で鼻の病気が徐々に治っていくこともあります。

いずれにしても、ごく短期間で治すことは難しく何度も通院しなければ
いけないことは念頭においておくといいでしょう。
タグ:中耳炎
posted by ワン at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 中耳炎の治療(ケア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする